相原組。

これは病気じゃないから安心して。

暑い夏が過ぎ、朝晩涼しくなってきました。
作業中にようやく息ができるようになって、久々にブログアップいたします。

この時期、時々お問い合わせのある葉の黄変について、病気か病気でないかの判断に役立てていただければと思います。

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上の写真に写っている葉っぱ5枚、病気だと思われますか?
これらは、病気ではなく、様々な自然現象による傷みや水切れの症状です。

右上の一番ひどく傷んだ葉は、もっと若い時期に強風にさらされ、葉の周辺が一旦萎びてしまい、
でも落葉することなく育ち、目に見えて痛みの症状が出てきたのが今だということです。
この葉の場合は、強風のためですが、ほかに、水が一旦でも切れたり、
暑すぎて根からの水の吸収と葉からの水分の蒸散のバランスが取れなくなった場合にも起こりえます。
なので、強風にさらされたのも含めて「水不足」の状態なのです。

原因は水不足・・というと何だかご自分の日々の管理が悪いように感じとられる方もいらっしゃるのですが、
ちゃんと水やりをしていても、上記のようなことが起こるということです。
次の新芽がきれいに出ていれば、生育には全く問題がないので、安心して育ててください。

あと、左下の葉の半分が茶色になっている葉ですが、風にさらされた跡も見えますが、
消毒薬が葉の上にたまり一部だけ消毒焼けをしたか、
水が葉の上にたまり、日光が出たときにその水が魚眼レンズの役割をして葉が焼けてしまったものです。
こちらも生育には問題ありませんん。

あと、ミニチュア系に起こりやすいのが、株下の方の内側の葉が黄色くなってしまうこと。
葉が混み合って、暑い時期に蒸れること、株の内側で日照不足となりがちなことが原因となることが多いです。

いずれも次の新芽がきれいに出ていれば、一時的な生理現象ですので、あまり気に病むこともないと思っています。
それに、こんな風に症状が出ている葉は、株の下の方の古い葉が多くないですか?
バラは落葉樹ですから、12月には落葉を始めます。
春の開花時期にすでに出ていた葉は、もう大分月数が経っています。
いろいろ傷みが出てもしょうがない時期でもあります。
大きく水切れをしたあと、症状(葉の全体的な黄変)はだいたい1週間くらい経過したら出てきます。
少しの水切れの積み重ねも夏の厳しい時期に本格的に目に見えてきます。
地植えですとそうでもないのですが、鉢植えは人間がすることがすべてで自力で水を取りにいけませんから、鉢植えの方が出やすい感じがします。

生育に問題ない範囲でしたら、あまり気にしないで、「あれが厳しかったのね~」とバラに話しかけながら、
見苦しく感じる葉だけでも取ってあげたらいかがでしょう。
私も開花の時期に見栄えが悪いな・・と感じるようであれば、ちょっとの量でしたら、手で取っちゃいます。

ちなみに、下記写真のように葉に黒い点々が出ているのは「黒点病」ですので、
病気の葉っぱは手で取り、落ちているのも拾いましょう。
その後、とりあえず、トップジンでも散布しましょうか。(連続使用はやめましょうね。)
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そして、まさに今、「夏剪定」の時期です。
我が家も開花苗を目指して、剪定中です。
たとえば、F&Gローズの「いおり」の開花前の状態です。
春に植え替えて、ずっと摘蕾を続け、元気に育っています。
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剪定後がこの下。
約1/2らいにしました。場合によっては2/3残す場合もあります。
だいたい高さを揃え、できれば外芽、横芽の充実した芽の上で切ります。
20160908-007.jpg

花数もそうですが、良い花を咲かせたい気持ちが大きいので、我が家は若干深めの剪定だと思います。
株の状況に応じて、下の方の葉が少なければ剪定も浅めになるでしょうし、
慣れてきたら、深めに切ってもいいのが分かるようになるでしょうし、
いろいろお好みで試してみてください。
これで、10月にきれいに咲いてくれるかなあ。咲いてくれるはず。

では、いつものノンタ店長。
剪定していたら、ずっと付いてきています。
相手にしてもらえなくて、熟睡してしまいました。
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| | 2016/09/15 (Thu) 23:22 [編集]